全国高等学校空手道選抜大会

第34回 全国高等学校空手道選抜大会

平成27年3月25日から3日間に渡り、東京体育館において、全国高等学校空手道選抜大会が開催されました。


この大会は、各地区(東海では、愛知・岐阜・三重・静岡の4県混合)の予選を勝ち抜いた選手による、1・2年生混合の大会となります。

東海地区では昨年11月に予選が行われました。

地区大会とはいえ、形・組手共に全国トップクラスの強豪選手が集まる中での予選でしたので、そこを通過し全国行きを決めることが、まずはとても高いハードルでした。

星城高校として拳和会から、本部道場の中川選手、飯田選手、桑子選手、松尾選手の4人が団体形で、個人形で飯田選手と体協の遥が全国出場を決めることができました。

東海地区からは、団体形男子3校、女子2校、個人形男子3名、女子2名、団体組手男子3校と推薦1校、女子2校と推薦1校、個人組手男子4名と推薦2名、女子2名と推薦2名が全国出場を獲得しました。

※推薦とは、前年度選抜大会の団体形・団体組手の優勝校、又は昨年インターハイ団体組手の優勝校。
形・組手個人での昨年インターハイ・国体上位入賞者、又は国際大会出場者等が推薦枠で出場権を与えられます。

<3月24日>

星城高校として出場する遥たち選手一行は、朝7時に学校を出発しいざ東京へ。

この日は午後から公式練習となりました。

<3月25日>

開会式

午前中、公式練習を終え、午後から開会式スタートです。

高校の全国大会の開会式では、毎回、地元高校生吹奏楽部による生演奏で選手たちが入場してきます。

今年は、「目指せオリンピック!!」モード満載で、世界空手道連盟会長のアントニオ・エスピノス氏が、わざわざ会場にお越しくださり、選手たちへ激励のお言葉をいただきました。

又、女子形元世界チャンピオンの宇佐美里香さんも同席され、開会式最後には、役員の方々と宇佐美さんが選手全員と共に「オリンピックに向けてがんばろう」の言葉ににぎりこぶしを天高くかかげたところで、開会式終了となりました。

<3月26日>

いよいよ試合開始。遥の出場する女子個人形が9時に始まりました。

女子個人形出場選手は全部で49名。インターハイに比べると、出場人数は半分になります。

8コート一斉にスタートしました。1コート6人ずつ選手が入り、一人ずつ演武します。

遥の初戦(2回戦スタート)の相手は、団体組手で何度も全国制覇を果たしている超強豪校、宮崎第一の選手で形はセーパイ。

一年生ながら、国体出場も果たした急成長している選手です。

結果は1-4。

試合開始後、間もなくして、遥の選抜が終わりました。

女子個人形は、どの大会でも、毎回朝一番からの試合のため、体をあたため、充分に調整する時間がないまま、本番が始まってしまいます。

そんな悪条件の中、良い形をうち、勝ち上がっていく選手はスゴイです。

遥と対戦した選手は、その後、ナショナルチーム所属の王者をクルルンファ対決で、3-2で破り、3位入賞を果たしました。

女子個人形の中では、今大会一番の注目選手となったのではないでしょうか。

今大会は、3日間すばらしい晴天に恵まれ、とても気持ちよく過ごせました。

全国ならではの、ドキドキ、ワクワク感や悔しい思いなど、何ものにも変えがたい貴重な経験をさせていただきました。

今回の経験を又道場で皆さんのために生かしていければと思っています。

晴恵師範をはじめ、道場生の皆さん、保護者の方々、応援ありがとうございました。

遥母

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